郵船東汽合併案 : 郷案では郵船が不満足 : 十日の重役会でまたも再調査
- 日付
- 1925-4-12(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
日本郵船会社は十日午後二時同本社で定例重役会□開き東洋汽船会社併合案について審議した、当日は白仁社長以下重役全員並に郷相談役も出席され、既報の如く渋沢郷□上三斡旋に依り作成された郵船東洋合併条件に対する郵船会社の 調査案を基礎として協議し、郷相談役を始め各重役から質問が続出され之に対し大谷専務が主と□て答うる所あったが、右質問事項中再調査を要すべき点を生じたので、同日も何等決定せず、次回の重役会でその再調査に俟ちて合併条件に対する具体案を決することとし同五時散会した、従って右合併案依然懸案のまま未解決にあるが、大体に於て斡旋役から提出された東洋汽船の所有船舶□び航路権に対し郵船側の提出物件を郵船五十円払□み済み株二十七万株に対する郵船側調査案は斡旋役側が採算された如く船価償却九十三万円、その他経費□切を控除した利益配当一割九厘四毛□云う 算盤はどうしても出でない、その確なる数字は不明なるも少くも郵船が従来の如く株主側に一割配当を続くるものとしてこれ等を計算に入れた採算は寧ろ損失でその額は一ヶ年百二三十万円となる由であるされば同問題について今日迄渋…
言及人物
典拠・外部リンク
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