東西の倉庫業 : 倉庫と其商業取引 : 大阪の活況と東京不振の理由
- 日付
- 1912-6-24(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
横浜港の東京市に対する商業関係は神戸港の大阪市に対すると同一にして其の倉庫関係に於ても亦同じ、統計に徴するに倉庫の在荷総額は横浜常に神戸に及ばず東京亦常に大阪に及ばず更に京浜の合計を以て阪神の合計に対比するも結果は同一にして我は到底彼の敵にあらず之れ注意すべき現象にして左表は本年一月より四月までを示したるものなれど之に依り其一班を窺知し得ん [図表あり 省略] 附言 東京現在の倉庫会社は東神、渋沢、商業、中村、帝国、日本、杉村、東京、渡辺、明治十倉庫横浜は船渠、貿易、商品、横浜の四倉庫にして大阪は安田、杉村、大阪、住友、東京の五倉庫神戸は東神、桟橋、兵庫、住友、安田、川西、東京の七倉庫なれば京浜の十四倉庫に対し阪神は十二倉庫なり左れど面積広き倉庫と然らざる倉庫とは大変の相違あれば倉庫数を以て未だ大勢を論ずべからず 即ち阪神は京浜に対し少なくも毎月一千円以上の増加を示し四月の如き殆んど其の倍額を算せり是れ一に大阪商人の倉庫に対する根本的観念の進歩せるに依るべきは勿論なれども而かも他に左の理由あるは事実なり (一)輸入重要品は阪神を中心とす(二…
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