関東鋼材販売組合大綱いよいよ成る : 過剰生産は当分起らぬと見て
- 日付
- 1927-10-26(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
日本鋼管、釜石鉱山、富士製鋼三社の共販組合設立計画については既報の如く過剰生産物の生じた場合、いかに処分すべきやという根本問題に異論が生じたので一時行き悩みの状態にあったが、二十四日午後から三社の代表は富士製鋼会社に参集して種々協議した結果、釜石鉱山のストック約一万八千トンも既に消化され、かつ現在の生産設備では当分各社とも過剰生産を来す懸念は万々なく、たとえ多少過剰を来してもその処分に窮することはあるまいということに意見の一致を見、追って一年後の実績に照らして相当の規約改正を行うことを申合せ共販組合の大綱はここに決定するに至った、その主なるものは 一、名称 関東鋼材販売組合 一、組織 各社から一名ずつ理事を推し理事会において諸般の方針を決定する、理事の顔触は笠原寛美(日本鋼管)木瀬和吉(釜石鉱山)渋沢正雄(富士製鋼)の三氏でほかに支配人を置いて実務を執行させる 一、出資額 各社一万円 一、存続期間 十ヶ年、但し今後一ヶ年間を試験期とす 一、指定販売人 日本鋼管は自社、釜石鉱山は三井物産、富士製鋼は未定 一、提供数量 日本鋼管四千五百トン、釜石鉱…
言及人物
典拠・外部リンク
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