米界現況
- 日付
- 1912-8-20(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
深川渋沢商店は前週末日を以て米界の各種状況を左の如く報告せり 深川正米市場の商況 正米は近来天候の好調なると、定期に比べて大鞘なると相場の荒高下とは互に警戒厳しく需要は浜の日用買のみ則ち即出し又は之に類する仕入を以て其日を補い居るが故に市中は全く庭透きにて若し一朝雨天其他の事故に依りて運搬上に支障を生ずる事あらんには東京市中の飯米如何処弁するやと□わるる迄の情態にありながら尚益々我慢を重ねる意思□く売人も遂に根気負けし自ら其気配の中に投じ□口に応ずるもの次第に加わり現今深川の在米少額なれども概ね売物として買人を迎うるの止むなき風情を示し去りとて乗出すとも俵□捌ける目途のあらざるより僅に手加減して時□の到るを待ちつつあり而して去る一日二十二円八十銭に始まりたる標準相場□一旦(五、六日)二十三円六十銭迄昇□し爾来漸次に下落して十七日には二十二円三十銭となりしが如く実に力なき目下の商況に候 深川出入米と現在米 入米は時節柄株立なるものなく尤も近来は当地より地方に買付たるもの甚だ少数にして多くは地方の委託に拠る送米にて其数素より多きに至らざるも(…
言及人物
典拠・外部リンク
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