「番町会」を暴く [その2]
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![「番町会」を暴く [その2]](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100383919/534110.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
山一証券の登場 一派の胸算用に大狂い 嶋田君が番町会員及び根津君等と組み長崎英造君を表看板としてインチキ芝居を打とうとしている時『一寸待った、その芝居には俺を一役加えるとインチキ芝居が本物の芝居のように見える』と偉く痰呵を切って飛びだしたものがある。それは眼玉が普通の人以上太いので通称『眼玉』で通っている山一証券の太田収専務君である。その太田君が『けちなことは云わぬ台銀手持ち二十七万株皆引受けようではないか』と大風呂敷をひろげたものだ。嶋田君飛んでもないものが飛びだしたと少からずにがい顔をしたという。 而も太田山一君の条件たるや、後で会社経営に彼是云うようなことはせぬ。相当の値で引受けて、これを一般に分散するのである。その危険は自分が負担する。 世間から疑惑を以て見られるような変な手数料等は要らぬ。既に台銀は帝人肩替り問題で誠によからぬ風評を立てられている。此際世間の悪評を去る意味に於いても特殊の札附連に肩替りさせないで、それを正々堂々と専門の商売としている発券業者の私に委すべきである。 と熱心に正々堂々と嶋田君に当ったものである。愈…
言及人物
典拠・外部リンク
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