商大校庭に兼松講堂 : 故人の高徳を称えてきのう国立で開館式
- 日付
- 1927-11-8(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
七日午前十時半より中央線国立の東京商科大学において兼松記念講堂の新築落成式及び開館式が挙行された、来賓、先輩、学生等千を越ゆる人々が新築の祝いに集まって新講堂を埋めた、先ず設計者伊東工学博士の工事報告あり寄附者代表として兼松商店藤井松四郎氏が式辞に替えて寄附の由来話を述べ、佐野学長の謝辞を以て落成式を終り、引続き開館式に移り、学長式辞に次いで来賓代表として文相代理、渋沢子代理、神戸高商斎藤教授、如水会代表として藤村義苗氏の祝辞があって正午式を閉じ午餐に移り、午後はこの日の記念に学生が開いた運動会に、空も晴れて松の間に富士の澄む学園に賑やかな歓声を絶たなかった 兼松記念講堂は神戸市伊勢町百十九番屋敷兼松商店の五十万円の寄附を以て大正十四年七月十六日設計に着手伊東忠太博士の設計監督を以て去る八月三十一日竣工した、建坪四百四十五坪屋上及び地下室を加えて二階建、延坪八百三十五坪の鉄筋コーンクリート造りローマネスク式の建物で、一二階を通じて千三百五十九の座席あり、二回には貴賓室、会議室などが備わり、煖房、照明、給水、汚水排除、消火などの設備が行届いてい…
言及人物
典拠・外部リンク
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