商大問題愈切迫 : [奥田文相提案と商科大学問題]
- 日付
- 1913-12-9(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![商大問題愈切迫 : [奥田文相提案と商科大学問題]](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100356283/475993.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
文部省は商科大学問題の前途を悲観し、場合に依りては之を抛棄するの意あるは既記の如くなるが、高商側も二三日前より当局の決心の存する所を確かめ、同校商議員渋沢男、中野氏の奔走となり、学生並に校友の会合となり、六日以来真面目に該問題を解決せん為め、奥田文相、福原次官と会見を重ねたる結果、高商側に於ても此際男らしく、能う限りは之を譲歩するの誠意を有し、彼等の最も苦痛とする商大教授の任用、並に入学資格の両問題に就きても、亦当局に信頼するに決定せるも、最後の難点たる新設商大を経済科、商科の二科となすか、又は商科のみとなすかに関しては、当局は帝大との前約もあり、飽まで二科説を固執し、高商は一科説を採りて互に相譲らず、されば高商側にして此点を譲歩せざる以上は、商大案は無論抛棄せらるべく、一方帝大の予算編成期も愈よ切迫せるを以て商大問題の運命も茲数日中には何れにか決定せらるべし
言及人物
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