昨日の教育調査会 : 大学学位両令質了 : [学制改革問題(第一集)(年限短縮問題)]其十三
- 日付
- 1914-10-4(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![昨日の教育調査会 : 大学学位両令質了 : [学制改革問題(第一集)(年限短縮問題)]其十三](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100350831/467626.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
大学校令案並に新学位令案に関する教育調査会全委員会は予記の如く二日午後二時より例により文相官邸に於て開かれ一木副総裁以下会員二十一名出席前回に引続き質問を継続したるが 江木千之氏 先ず新大学校令案は文部当局者の説明に依れば単科綜合両大学を含むものなり然らば現在の帝国大学令は之を存置するの要なし如何との質問を試み之に対して 福原次官 仮令帝国大学令を存置し更に新大学校令を制定するも官私大学を平等に取扱う主旨に反せざるのみならず一本の大学令たらしめんとせば却て複雑を招致するが故に形式を棄て寧ろ実行し得らるべき方法に出たるに外ならずとの意味の答弁を為し江木氏は答弁に満足せざる模様なりしも大学校令案の質問は是れにて打切り前回の調査会に於て桑田熊蔵、鵜沢総明、水野直三氏の賛成を得て総裁加藤男に提出し置きたる学位令改正方針を決定するの議に就て提案の理由に付き一場の説明を為したり建議案の主旨は左の如し 現行の学位令は固より完全なりと謂うべからず左れども今之を改めて将来授与する所の学位なるものをして位階の一種たるの性質を存せずして単に称号たらしめ而し…
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