渋沢栄一 LOD ビューア
新聞Article0100350502

教育調査会の顔触 : (社説) : 論議

日付
1913-7-2(day)
渋沢関連
○ 渋沢栄一に直接関わる項目
教育調査会の顔触 : (社説) : 論議
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説明

教育調査会が有効なる諮問機関たり得可きか否かは一に係って其の人選の上にありとせられ、従来該会の開設其事と反対の意見を有せしものも、人選の一事にして若し其の当を得ば必ずしも無益の機関たらざる可しと論じ居たる位なれば、調査会委員の顔触が軈て調査会の性質と事業と将来のプロスペクトとを規定す可き唯一の条件として目せられ居たりしも亦当然なり、然るに今回発表せられたる顔触を見るに、教育家側は僅かに三五名に過ぎず、且つ木場氏の如きは今回官途の人となりたるの故を以て其の選に洩れ、頽齢に達せし樺山伯を其の閑居より起こして総裁に戴き、渋沢氏を始め実業界中の代表的人物を入れ、貴衆両院並に枢密院中よりも代表的人物を拉し来りたるは、教育者側の人選予想に反すること大なるものとす、思うに奥田文相は教育の事必ずしも専門の教育家を待つに及ばず、元常識を以て判断し得可き所に属すと為し、委員として卓越せる意見を蔵するものよりも、行政機関の枢機に参与せるものを網羅せん方、寧ろ文部施政の上に運用の妙効あるべしと為せしに非ざるか、斯くて教育者側より、教育の学理上、教授管理の実験上に関する諮…

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