火保と寄託貨物 : 火保側は抱括支払の意嚮 : 倉庫業者は対策を講究中
- 日付
- 1924-3-11(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
既報の如く京浜倉庫連合会各社は寄託貨物の火災保険料支払に際し保険会社が寄託貨物一口に対し一口宛を支払うべき様に運動して来た処保険会社は右要求に対し明確なる回答を為さざるのみならず最近に於ては右倉庫会社側の要求を拒絶し抱括的に五分の支払を為さむとする模様ある為京浜倉庫連合会各社は七日ステーション・ホテルに臨時協議会を開催、対策を種種協議した、其の結果寄託倉庫貨物を一般貨物と同様に取扱わず之れを特殊的に取扱い各口別に支払わないことは、寄託主の利益を甚だ害する虞れあるを以て飽く迄保険会社に対し交渉を続けることに決定し従来の三菱谷本、東神奥村、商業高橋、渋沢徳田、横浜貿易佐藤の五委員の外に新に横浜船渠倉庫の寺田、渡辺倉庫の小野田の二氏を挙げ委員として十日より各保険会社を細別的に訪問し当初の目的貫徹運動に努力することとなった、震災当日に於ける京浜各倉庫貨物の総保険金額は東京一億千万円、横浜六千万円、合計一億七千万円見当であって焼残貨物の東京三千万円、横浜約千万円、合計四千万円を差引くとしても其の保険金額は一億三千万円に上る、故に若し保険会社が個別的に支払う…
言及人物
典拠・外部リンク
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