智利漁業計画進捗 : 百万円の新会社設立 : 来春早々事業に着手 : [智利漁業会社設立 (二)]
- 日付
- 1913-12-31(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![智利漁業計画進捗 : 百万円の新会社設立 : 来春早々事業に着手 : [智利漁業会社設立 (二)]](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100294883/376414.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
予期の如く進行 墨国漁業調査会委員長岡十郎氏が本年七月南米太平洋沿岸の漁業調査を了して帰朝したる結果智利沿岸を目的とする一大漁業会社設立せらるべしとは予て報道したる処なるが昨今に至り漸く各方面の準備成りたるを以て愈々明春早々事実として現わるべく東京方面は浅野総一郎氏主として折衝の任に当り過般来渋沢栄一、中野武営、井上角五郎、横山一平、浅田徳則、佐々木久二等の諸氏寄々凝議する処あり資本金百万円四分の一払込にて総株の半数は東京にて他の一半は大阪の藤田系魚商捕鯨会社関係者等にて引受くる事とし会社成立と共に早晩事業に着手する筈にて捕鯨会社長岡氏は家族全部を引具し再び同方面に出張すべしという 営業の大要 因に智利沿岸に於ける漁業の有望なることは曩に岡氏帰朝当時紹介したる如くなるが尚聞く処によれば秘露のカリヤオー以南智利のイキケ、バルバライン附近に至る千余哩は各種の魚族頗る豊富にして中にも大烏賊類蝦、鰮、鮭、鱒等無数に棲息し海藻物類は心太草数百哩に亘りて繁茂し居り需要は智利を始め支那方面に於て多々益消費し去るべき見込なるを以て其前途は最も有望の見込なり…
言及人物
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