剰余金処分に就て
- 日付
- 1913-10-17(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
剰余金処分問題は近頃下火になった様であるが孰れ一二ヶ月の後は議会の問題となって何とか解決されなければならぬ、政府は如何にする積りであるが、一切分らぬ、尤も先頃から政府筋の意見なりとして各新聞紙にチラホラ顕れたが、あれは大蔵省属僚の意見であろう、内閣の纏まった意見ではなかろうと思われる、されば無論政府の成案と見るべきものでは無いのである 我同志会は疾くに其処分案を定めて、之を公にした、詳細な数字を掲げてあるから、別に説明を要しないと思う、尤も其後政府の公示した計算に依れば少し数が増して居る、今日の処では剰余金総額は約九千万円と見て宜しい、されば同志会の処分案には基金填補は教育基金のみとしてあったが、貨幣整理資金、森林資金位は填補することが出来る、猶其以上に必要巳むを得ざる追加予算の財源に充つる余裕もあるかと思う 同志会の処分案に次で種々の案が顕れた、只政友会丈は何とも謂わぬ様である、是れは政府党丈に政府の成案を見ない内は何とも謂われない義理か知らぬ、政友会以外の政治団体では、苟くも政治団体として立て居る以上は黙っては居れぬとでも考えたものか、解りも…
言及人物
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