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南米移民計画 : (社説)

日付
1913-1-27(day)
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南米移民計画 : (社説)
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説明

帝国の人口は、面積に比例して既に過剰を示すのみならず、毎歳五六十万の増殖を見つつあり。食物は愈々不足をつげ、生活は益々困難を極めんとす。此過剰の人口を如何に始末すべきかは焦眉の問題にして、適当の方面に向いて海外移民を策するの外なきことは、夙に識者の論議しつつある所なり。誠に最近の数字に拠りて各国人口の密度を比較せんに、其最も稠密なるは白耳義にして、一平方キロメートルに付平均二百三十四人二四を算し、和蘭の百五十六人八七、英本国の百三十四人〇八、伊太利の百十三人二九、独逸の百十二人一四、日本の百〇九人五三等之に亜ぎ、我国は実に世界に於ける第六已を占む。之を仏国の七十三人一六、墺匈国の六十九人七四、露国の二十人六四、合衆国の八人一九に対比するときは、非常の懸隔あるを見る。加之、我国総戸数の約六割は農家なるを以て、一戸当りの耕地面積は僅に一町歩に過ぎず、如何に地勢と耕耘方法の同じからざるにせよ、英国の十一町歩、和蘭の五町歩、白耳義の二町歩等に比し、香壌の差あるを知る。従いて農家の収入は勢い多きを望む能わず、為に往々農村凋落の声を聞くに至る。知るべし、過剰…

言及人物

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