新販路の開拓に実業家を欧米派遣 : 不景気打開の手はじめ : 日本貿易振興会で計画発表
- 日付
- 1930-6-26(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
不景気の打開は輸出振興からという標語のもとに最近設立された日本貿易振興会では運動の第一歩として実業界の主立った人達を海外に派遣して優良国産品の海外宣伝や輸出品の統制を研究し欧米諸国に新販路を開拓しようという計画を発表した、同会は川崎司法政務次官を会長とし横山商工政務次官、東京商工会議所理事渡辺鉄蔵博士、横浜商議会頭井坂孝氏、大阪商議会頭稲畑勝太郎氏、神戸商議元会長田村新吉、名古屋放送局理事神野金之助氏などを顧問とし俵商相、町田農相、江木鉄相、渋沢子、三井合名、有賀長文氏、外務省の武富通商、商工省の立石貿易両局長、横浜の原商会主原富太郎氏などが後援となって生れたもので今度の試みは全国より二十名の有力な実業家を募集し来る八月八日横浜出帆の秩父丸で出発、一行は各種国産の見本品を持ってゆき、米、英、伊、独、ポーランド、ロシヤまで一巡していたるところで見本市を開き、各国輸入業者と折衝し紹介に努める外各国の最近の輸出振興施設を調査し更に工場、市場などを視察することになっている、この実業団一行の案内にはこの道に多年の経験を有し好成績を挙げ昨年の米国繁栄視察団の…
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