渋沢栄一 LOD ビューア
新聞Article0100198425

理化学研究所設立の要 : [其一]

日付
1915-4-28(day)
渋沢関連
○ 渋沢栄一に直接関わる項目
理化学研究所設立の要 : [其一]
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説明

近世に於ける物質的文明の発達は理学(広い意味の)の研究に基礎を置くと云っても宜しい美術工芸は勿論農業に於ける地質鉱物学上の応用牧畜業の生理学の応用其他水産製造工業等比々皆然らざるはない実に現代の文明は理学研究の結果と云うも過言であるまい 独逸の強味 独逸の工業が現今異数の発達を来せる所以は種々の事情に基くかも知れないが要するに理学の応用イヤ理学の根本研究を積んで居るからである欧洲各国に於ける理学の研究は却々盛な者で独逸の如き理化学研究に関する諸機関の完備せる者が少くない欧洲戦争に於ける独逸の位置は其結果に俟つ処が多い 米国の欠点 由来米国は世人の知悉せる如く天与の工業地である従って諸般の工業は近世宇内に冠絶せるものがある而し尚且つ国内消費の物資を独逸の供給に俟つ所以のものは米国に於ける理学応用は可也進歩して居るが其根本たる純理学の研究が充分に発達して居らないからである 戦争の活教訓 之を我国に就て見るに理学の応用は一般に稍々熱心の度を加えて来た様だが其根本研究に至っては頗る不親切である勿論応用と云う事も決して等閑に付してはならぬ併し総…

言及人物

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