渋沢子の斡旋に免じて東洋を合併に賛成 : 郵船全重役の意見大体一致
- 日付
- 1924-1-20(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
日本郵船会社は十八日午後一時半本社において初重役会を開き社員の一部更迭、使用石炭契約更改継続の承認を経た後旧年末以来懸案となり居る東洋汽船との合併問題に移った、即ち一□社外重役□□れに関する質問を提□し報告を求めたが伊東社長は合併条件並に合併後の採算及経営方法その他詳細の点を調査研究中なればとて回答を避けた結果特にこれがため議題に上せて具体的協議を進むるまでに至らず単に雑談を交換した程度で同三時半散会した、今これに関する多数重役の意見をもれ聞くに従来成績が不良でしかも所属船の多数が老齢船で占められる東洋汽船を合併するは私情として余り賛成出来ないところであるがこれを国家的見地から見てまた渋沢子が斡旋役に立たれた手前からすると必ずしも反対すべきものでないで会社側の成案がまとまり次第渋沢子を介して交渉を開始することを承認した模様である、併し郵船側の希望条件は前記伊東社長の言明せる如く調査中に在る為め元より詳細不明であるが曩に東洋の高野重役、郵船の安田前専務との間に成れる郵船株三十万株提供案には大分異議ある模様で一部重役中には三十万株以下でなければ合併に…
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