聖旨に副える国産奨励会 : [国産奨励会の設立 (其二)]
- 日付
- 1914-10-6(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![聖旨に副える国産奨励会 : [国産奨励会の設立 (其二)]](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100182788/211499.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
設立の動機 国産奨励会の設立は近時突如として現われたるに非ずして、実に本年春頃より吾々有志の間に唱道せられ漸く茲に其成立を見んとするに至りたる也、我経済界の貿易状態を顧みれば遺憾乍ら年々輸入は超過して莫大なる正貨は流失する悲境に在り、一夕武井男、大谷嘉兵衛、野沢源次郎、星野錫の諸氏及岡商工局長、鶴見商事課長等と会して、無用奢侈なる外国品を排し、之に替る可き内国品を奨励して貿易の逆潮を防ぎ、併せて国力を伸張せんと図り、茲に国産奨励を起す事に決定し、再度数次の会合を重ね、我が経済界の元老渋沢男、中野武栄の諸氏亦倶に憂を同うせられて奔走せらるる事となりたるが時恰も欧洲に大戦乱起り我国亦其渦中に入り、国産奨励の必要は益々急を感じて、其成立を早めたるに至りたり。 経費と事業 政府も此挙に対して大いに賛意を表し、進んで補助金を交附することとなり、本年度は三千円、明年度より年々五千円位の補助金ある筈なり、会員は一時限り五円以上の出金を為し約二十万円を得る予定にして、其の二十万円を基本金とし利子より生ずる金を合せて経費に充てる予算也奨励会の事業は内国品にし…
言及人物
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