渋沢栄一 LOD ビューア
新聞Article0100151941

共栄蚕糸会社で借入れる低資算定の基礎 : 志村氏万難を排し努力すと云い清浦首相も諒解した

日付
1924-5-1(day)
渋沢関連
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共栄蚕糸会社で借入れる低資算定の基礎 : 志村氏万難を排し努力すと云い清浦首相も諒解した
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説明

志村源太郎氏及び高鳥蚕糸中央会主事は既報の如く二十八日農商務省に長満農務局長を訪問して共栄蚕糸会社案実行上の基本条件となって居る低利資金三千五百万円の算定基礎並びに該資金運用の方法等に就いて詳細な説明をなし次いで二十九日には渋沢子爵及び志村氏は午後一時永田町首相官邸に清浦首相を訪問して新糸季節が目前に迫って来たから共栄蚕糸会社案と低利資金融通方をこの際成るべく早く決定されたい旨を懇請した、これに対し首相は同案の実行について当業者間に反対を唱える様な者がないかとの質問あり志村氏は「同案の実行が我蚕糸業に対する革命的の仕事であるから多少反対する者が無いとは云えないが万難を排してあくまでもこれを実行する考えである」と答えた所首相は「その間の事情はよく諒解した政府同案を目下調査させて居るがこの際出来るだけ早く何分の解決を与える様に尽力しよう」とのことで会見を終った、従って低利資金三千五百万円の算定基礎は我国製糸の総釜数約三十万釜の内輸出向生糸を繰糸する釜数を約二十万釜としこれに一釜当り二百円の前資金を供給するとせば約四千万円の運転資金を必要とする勘定であ…

言及人物

典拠・外部リンク

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