国産奨励会趣旨 : [国産奨励会の設立 (其一)]
- 日付
- 1914-10-5(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![国産奨励会趣旨 : [国産奨励会の設立 (其一)]](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100147655/162182.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
外品排斥に非ず 目下計画中なる国産奨励会の趣旨に帯し往々誤謬を伝えらるるは遺憾なり、同会の趣旨とする所は我国の殖産工業を振興せしめ努めて外国品の輸入を防ぎ進んでは輸出の発達を期し以て国富の増進を図らんとするに外ならず左れば主として従来内地の各種生産品に対し改良進歩を奨励すると同時に我国民の思想は今尚往時の外国品を珍重せし気風を脱せず為に多くは品位の実質を問わずして兎角は外国品を尊ぶの状態なるが斯の如きは国家の上より観て甚だ憂うべき現象なるを以て極力之を一掃せざるべからず而も有らゆる舶来品を排斥し之を国内にて製造供給せんとするが如きは極めて無謀の挙にして或品種にありては生産費其他に於て到底外国品に及ばざるものあり斯の如きは縦し強て企業するとも原則として決して永久に存立せざるは明白の理由 趣旨実行の方法 如上の趣旨実行の方法は専門の技師乃至学者を聘して専ら調査研究の事に当らしめ之を各種の当業者に示して益製造工業の改良を進むると共に努めて粗製濫造の弊を矯正する一方各地に講演を開きて叙上国民の気風を一掃せしめんとするものなるが是れが為には経費の年額…
言及人物
典拠・外部リンク
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