共栄蚕糸会社設立案と焼糸解決とを区別 : 製糸家側の意向愈々決定す
- 日付
- 1924-5-15(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
焼失生糸の処分問題に関する製糸家側の委員今井五介氏外十一名は十三日午前十時から蚕糸業同業組合中央会事務所に参集して種々協議した結果、過般渋沢子、牧野子志村氏の三調停者から焼失生糸損害分担割合の裁定書と共に提示された勧告案の共栄蚕糸会社案に対しては横浜問屋側が容易に賛否の態度を決定し難い模様であるを以てこれをこのまま暫時留保して置くを可とするが去りとて新繭出廻り期が目前に差迫って来た今日焼け糸の処分を付けねば新繭資金調達の途がない関係にあるから損害分担割合の裁定書を基準として各自が個々に問屋側と協議し適宜の解決を付けようと云うことに決定し横浜問屋側の同意を得た上でこれを実行することとした、しかして右に依るといよいよ焼失生糸問題は共栄蚕糸会社案と切り放して単独に解決することになるのであるから政府より低利資金の供給を仰ぐことは出来なくなった訳である勿論銀行筋でも従来の取引関係上各製糸家の信用程度に応じてそれぞれ資金の融通はするであろうかなれど兎に角かくては本年の新繭資金の逼迫は甚だしいであろうと観測されて居る
言及人物
典拠・外部リンク
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是日、東京銀行倶楽部に於て、当会社相談役会開催せらる。栄一出席して、当会社設立の趣旨並に現状を説明して、今後の経営方策に関し種々協議す。
詳細 - 井深1924-5-15〔大正13年(1924年)5月15日〕
五月十五日(木) 雨 午前、出院授業如例。 午後、角筈ニテ暫時休憩。 五時、フエルプス氏住宅ニ同盟委員常務委員会ヲ開ク。先般来ノ懸案タリシ斎藤惣一氏東京市Y M C A総主事ノ招聘ヲ受タル為、同盟総主事辞任ノ件ヲ評議ス。漸ク本人ノ決意ニ基キ、之ヲ聴容ルルコトニ決ス。但残務ノ整理ハ勿論、対外ノ要務ハ当分兼掌セラルヽコトヲ条件トナス。
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