特別積立組合設立に関し議論沸騰 : 生糸生産調節理事会
- 日付
- 1928-5-26(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
生糸生産調節理事会は二十五日午前十時より赤阪三会堂において開会加賀山理事長外各理事全部出席、生産調節の経過報告に次いで経費決算に関し検査員の選任を行った結果渋沢義一、岡本英太郎、小口美重の三氏が当選、次いで特別積立組合設立に関する件を附議したが組合の設立に関し種々議論沸騰した、即ち 一、組合の構成を法人組織とすべきや又は非法人組織とすべきや 一、法人組織とすれば更に公益法人として現在の帝蚕組合によるかまたは新に帝蚕組合同様の組合を作るや、また私益法人組織とすれば営利社団法人(民法第三十五条商法第四十二条第二項による会社)とするの外なく非法人組織とすれば民法による申合組合にする外なし しかして右のうち最も有望なるは現在の帝蚕組合による方法であるが、現在の帝蚕組合の一円積立の上に更に三円積立を実行するには売込問屋の手を借らざるべからずこれは実行困難である、新に帝蚕組合同様の組合を組織することはこの際最も適当であるがこれに対しては農林当局は既設帝蚕組合の積立金を増額することが穏当でないかとの意見を有し、新に公益法人を作ることは大に賛成しがたき模様である…
言及人物
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