外債主義再興 : [外債募集税及び評論 (一)]
- 日付
- 1913-10-13(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![外債主義再興 : [外債募集税及び評論 (一)]](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100125155/130272.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
在外正貨三億円内外を据え置くことは我邦の状態必要已むを得ず而して之が補充としては外資輸入に依りて直接之を補填し又貿易入超に依る正貨流失の防止に就ては差当り政府の実行せんとする処にして曩に大蔵当局者は外債主義を認めざる旨言明したるに拘らず昨年に於ける貿易の入超甚しき結果金融は実際逼迫を来し政府当局者の予期せるものよりも甚しきものあり満鉄の如き第一銀行の如き有力なる会社に於てすら新株募集払込の不結果より株式市場の下落を見るに至り財界の前途は頗る寒心すべき状態見ゆるより政府当局も近頃に至り其非外債主義を放棄せざるべからざるに至り、蔵相の意を受けたる大蔵当局者は外債の募集必らずしも不可ならずとの口吻を漏すに至れり而かして外資の輸入には差当り鉄道特別会計を利用するの外無ければ松方侯等の主張せる鉄道益金程度の拡張計画に一歩を進め鉄道線拡張の資金を得るの名義の下に国庫の都合を見て外資輸入を実行するに至るべく一方正貨流出防止策の上より輸出工業を奨励せんとするには之等工業家に資金の供給を為さざるべからず、さてこそ久しく立消えの如くなりし中野、浅野氏等の唱道せる為替…
言及人物
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