銀行政策一転 (一〜十三)
- 日付
- 1918-10-15(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
(一) 銀行の大併合 資金トラスト説 一般的大革新 今次の大戦争が英国の経済政策上に及ぼしたる影響は甚だ大なるものありて唯我栄華尊大の夢覚めて自省刷新の時期は将来に展開せんとするものの如し自由貿易衰えて一部保護政策之に代らんとし特恵税率既に内定して原料品の管理殆ど疑いなく、重要産業の独立を強行せんとする一方に各種の産業は合同相継ぎ、対外貿易を発展せんが為には外交官任用令の改革より領事制度の革新に及び、内、教育の方針は"Heat"より、Lightに転じ精力万能より智略運用に進み、従来の商店徒弟主義より能力自由の方針に移らんとす。銀行政策の方面に於ては大経営資本主義が伝統的預金主義に代り、産業の大集中方針に順応して内外の大融通に支障なからしめんとするの運動殊に顕著なるものあり。若し是等の経済政策上の新施設が英国伝来の保守的思想を擺脱して異存なく実現せらるるに至らんか一度彼れの頭上を去りて独逸に移らんとせる世界的覇者の王冠は再び新英国の戴く所となりて「大戦英国を救う」の名辞蓋し誤りなきを得んか、茲には先ず大体の合併運動を終了したる英国大銀行の準備…
言及人物
典拠・外部リンク
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