朝鮮産業の姿と動き
- 日付
- 1934-8-24(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
朝鮮産業の姿と動きに関し御話致しまする前に、朝鮮産業の変遷推移に関し極簡単に御話をして見たいと思うのであります 日本と朝鮮との関係はずっと遠き神代の昔からでありまするが、上代に於ては朝鮮の方から日本に種々の文化や産業を伝播したことは明なる事実であります、然るに朝鮮は其後消長盛衰の波瀾が頻次でありましたが、殊に李朝の中葉以後頓に萎微不振に陥り、従て産業も極めて衰微に陥って仕舞ったのでありました、最近再び日本と朝鮮との接触が出来ましたのは僅に六十年前以来の事であります 時恰も日本が明治維新を作った当時でありまして、今度は反対に日本から朝鮮の産業を指導し且つ建設するの役を演じて居るのであります、この間実に日本の政治家や実業家が朝鮮のため心血を注いだる話は沢山あるのであります、其内顕著なる人物のお話だけを上げて見ますならば先ず第一に福沢諭吉先生が明治の初年から朝鮮の開化党の人々を教育し指導し、熱心に朝鮮を思うて援助して遣られたことは正に隠れたる偉大の事蹟であるのであります。次に日本の代表の実業家中、渋沢栄一氏と大倉喜八郎氏とは最も夙くから力を協せて朝鮮の…
言及人物
典拠・外部リンク
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