日糖、悪評の根原 : 某部長、辞職せん : 隠蔽問題、買占の策動者
- 日付
- 1929-10-23(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
日糖の渋沢、住友両倉庫における在荷隠蔽問題は金沢重役の陳謝によって対外的には一と先ず落着したが本問題当面の責任者たる同社の某部長は、これを機に引責辞職せしめられるもののごとくである同氏は両三年来、一部奸商を煽動して買占めに等しき行為をなし、不当なる糖価の釣上げをした結果幾多糖商を破綻に導き、現に今春の買占めにおいて一、二の倒産者を出した実例もあり、日糖の態度は、そのため糖商は勿論、一般からも余り好感情をもたれていなかったので、今次の隠蔽問題の暴露により二十一日金沢重役は責任者として同氏の引責辞職をせしむることを一部に漏らすに至った、右につき大阪糖商の意見を総合すると 同氏の今日までの遣り方から見てこの際当然責を負うて糖界から退くべきで同社の対社会的名誉回復の上からも更に糖界全般のためにも一日も早く同氏は引責辞職すべきである として、日糖としては当然の処置であると見ている
言及人物
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