桑港線は郵船へ : 安達逓相腹をきめる : 東洋汽船の運命は何うなる
- 日付
- 1925-10-27(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
政府のサンフランシスコ線改善策は東洋汽船の存亡にかかる問題として各方面より注目され巷間一部ではすでに郵船東洋汽船の合同を伝え或は安達逓相が閣議に政策を報告したなど噂されたが夫等は総てが誤りでサンフランシスコ線の新配船に対する新補助も逓信省予算概算より切りはなし未だ大蔵省に提示されて居らぬ有様であったが逓相も此ほど漸く成案を得るに至り次の方針を以って進むこととなった即ち逓信省としては同航路の開拓者たる東洋汽船の立場を重んじ九月十二日特に東洋汽船の浅野専務を招致して政府の新就航船具体案(常時詳報)を内示し一万四千トン級船三隻に対し二百七十万円の補助金を支給する旨申渡し、東洋汽船の受命増船を内指令したのであるが東洋汽船では建造資金難に陥り目下のところ到底政府の指金に応じがたき実状である。次で東洋汽船の最後の回答を促し逓信省はここに第二の手段として当初からの予想通り郵船その他へ桑港線の受命を申渡さねばならぬ」ということに諸般の事情から余儀なくされている、尤も東洋汽船の現状に鑑み東洋汽船当事者に対しても郵船との合同を希望しそれには渋沢、井上、郷三氏の斡旋も…
言及人物
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