渋沢栄一 LOD ビューア
新聞Article0100073764

不正手形問題善後

日付
1913-3-2(day)
渋沢関連
○ 渋沢栄一に直接関わる項目
不正手形問題善後
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説明

三井物産不正手形事件に関する被害銀行側の態度は未だ確定するに至らず、愛知銀行にては渋沢男よりの交渉の顛末を渡辺頭取より重役会へ報告したるに止まり岐阜十六銀行にても頭取渡辺甚吉氏未だ帰岐せざるも兎に角半額と云う物産側の申出でに対する銀行側の主張とは非常に懸隔あり殊に同行にては昨年八月以来の利息を計算するも既に一万余円に達し居り仮にニ十三万円の半額とする時は十一万五千円に之に利率を合する時は十二万五千余円の損害となり同行株一株につき四円強の損害となりて株主のためには実に大問題なるより従って態度を決するに至らず何れ渡辺頭取帰岐の上重役会を開き協議せん筈なり又四日市銀行の三輪頭取は帰着したるが同行は他行に先じて解決の急を欲し種々運動する所ありしも物産側の申出でに案外の感あり是れ亦態度決定に至らざるが近く三行の重役等は名古屋に会合して今後の方針態度につき打合会を開きたる上何分の態度を決定するに至るべしと云えり依って被害銀行中愛知銀行の如きは他の銀行と趣を異にし不正手形金三万円を当座預金に振込み物産支店は之を小切手として振出したる等の事実もあれば到底物産側の…

言及人物

典拠・外部リンク

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