化学研究所問題 : 経費と人物が問題 : [化学工業試験所設立の計画 其六]
- 日付
- 1914-7-19(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![化学研究所問題 : 経費と人物が問題 : [化学工業試験所設立の計画 其六]](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100070935/54084.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
民間側の希望 今日の我国商工業界の現状より推すも化学研究所の必要なるは言を俟たずただ経費の問題に就て独逸のカイゼルウイルヘルム科学研究所の如き巨額の資金を投じて完美を期すること不能なる可きが故に例令最初は小規模なりとも兎も角も之を実現せしめんとは民間側の希望なり而して政府側の意見は総予算を一千万円見当と為し剰余金及び各種官営事業中適当の物を民間に払下げ依って得たる収入を以て補助金とする計画なるが若し補助金を年々下附する事とせんには各年度に於て一々議会の協賛を経るの煩雑なる手続を要し且化学研究所の如き永続的性質を有するものが政治関係の変ずる毎に補助金額に動揺を来すが如き事あらば事業の発展上頗る面白からざる結果を生ずるを以て民間側は政府に於て一時的に土地建物等の建設費用を負担せんことを希望しつつありと云う 研究所の二問題 化学研究所案は本月三日関係官民の第一回会見を為したる後政府は帝国大学各試験所其他の意見を徴して着々研究の歩を進め民間に於ても渋沢高松中野氏等予算施設方法等に就き熟慮を凝しつつあり渋沢男は大隈首相と会見して更に該案を具体的に進捗せ…
言及人物
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