最近大蔵省では休銀整理促進努力 : 新銀行設立について井上日銀総裁奔走す
- 日付
- 1927-7-22(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
京浜休業銀行の整理合同については大蔵省は最近特にその促進に力を入れ日本銀行をして頻りに整理案の作成を急がせつつあるやにて日本銀行では日曜にも休まず審査を続けるとの事で兎に角村井銀行丈けは茲数日中に目鼻がつくまでになって居る次で中井、八十四、中浦、左右田等も順次進行大体来月一杯には何とか日銀の手を離れる見込の様であるが一方之と同時に合同新銀行の設立が一日の急を要するので井上日銀総裁は殆ど連日富豪を訪問して新銀行出資を説くと共に創立発起人並に創立委員長の銓衡に努めて居る二十一日も午後渋沢栄一子を滝の川の自邸に訪れて之等の問題について懇請する処があったが特に同日の会見に於ては新銀行の創立委々長の銓衡問題と近江銀行が既に独立開業又は他銀行への合併が何れも絶望状態にあるので愈々之を合同新銀行に加えることとなった場合、又十五銀行も単独自立出来ず若し合同に加える事となった場合新銀行の資本金(現在一千万円の予定)を何程に増額すべきやの問題について意見を交換した模様で渋沢子も休銀整理には最初から積極的にその速急を説いて居った関係もあり折角尽力する事となったらしい因…
言及人物
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