渋沢栄一 LOD ビューア
新聞Article0100070647

物産手形と各銀行 : [三井不正手形事件]

日付
1912-9-10(day)
渋沢関連
○ 渋沢栄一に直接関わる項目
物産手形と各銀行 : [三井不正手形事件]
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説明

三井物産の名古屋市内取引銀行は愛知、明治、名古屋、伊藤の四銀行、第一、北浜両銀行支店等にして岡野氏以前の支店長寺島昇氏時代より取引を開始し殊に遊資利用策として三井の手形を歓迎し居れることとて三井の手形を扱いしは独り既報の愛知、明治両銀行のみに限らず各銀行皆多少取扱い居りしは勿論なるが愛知銀行を除き既に割引金額を回収したる銀行の手形は悉く真正のものなりしや将た不正のものなりしや未だ判明せざるも不正手形の各銀行間を循環し居りしことは想像に難からず而して是等の銀行中には(一)不正と気付かざるも資金の必要を生じて事件発生以前に運能く回収したる銀行あり(二)或は自行割引手形の真否よりも四方、白井等の行動に疑を挟みて早く回収すると同時に以後警戒を加えたる銀行あり(三)或は当務者交代して其方針を改めたる為め災厄を免れし銀行あり名古屋銀行は第一の例にして同行は十年前より遊資の多き場合に三井の手形を割引するを例としたるを以て多きときは二十万円にも達したるが今春割引したる約八万円の残高は春蚕資金二百万円準備の為め運能く五月中全部回収したる由にて若し本件にして旧盆過の…

言及人物

典拠・外部リンク

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IRI:https://shibusawa.or.jp/lod/kobenews/entry/0100070647

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