電灯仲介案空漠 : 計算基礎詳細ならず : [東京市に於ける電灯統一問題 其四十九]
- 日付
- 1915-1-19(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目
![電灯仲介案空漠 : 計算基礎詳細ならず : [東京市に於ける電灯統一問題 其四十九]](https://da.lib.kobe-u.ac.jp/files/iiif/1/20000/0100069334/51810.tiff/full/900,/0/default.jpg)
説明
東京市内の三電灯当業者が無謀なる競争の結果其営業行詰り茲に窮地を脱せんとして統一計画を企つるに至りたる渋沢森村両翁に之れが仲介を依頼したるの一事は先ず市及会社当事者の無責任を語るものとして実業界の為めに採らざる所なり渋沢森村両翁の人格と及び仲介の労を惜まざるの誠意とは何人も異論なき所なりと雖も電灯事業に就ては全くの門外漢たる両翁が果して統一上の最重要問題たる買収価格を公平に算定し且つ買収後に於ける営業上の収支計算を正確に立て以て東京市の財政上に後顧の憂いなからしむるを得るや否やは世人の最も危ぶみ両翁の人格と信望との為めに特に心配したる所なりしなり其後両翁の仲介は大に進捗したりとて去る十七日仲介者は部下の新聞社代表者十三名を招き其の買収価格並に買収後に於ける計算書を発表し各社の賛否を需むるに至れり新聞社に対し予め賛否を求むることの不合理なる尚お其上に当日は各社代表者に対する待遇同一ならざりし由此等の点に就ての仲介者の真意を知るに苦しむも是は暫く擱き其の発表したるものを一瞥するに内容は未だ公表し難きも大体に殆んど計算の如何なる根拠より出でたるやを知る…
言及人物
典拠・外部リンク
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