徴兵と結婚の保険 : 一年志願兵の福音 : 家庭の好貯蓄機関
- 日付
- 1912-8-26(day)
- 渋沢関連
- ○ 渋沢栄一に直接関わる項目

説明
一と口に冠婚葬祭と云うが、明治大正の御代となっては、男に在ては徴兵、女子に在ては結婚こそ、人生の一大盛儀と云わねばなるまい。然らば即ち男子は日本国民として、女子は人類の一員として、予めこれに備えて置くのは固よりその処ではない乎。是れ実に日本徴兵生存保険株式会社の起った所以であり、亦創立以来未だ一年を経ざるにも拘わらず、その声望の識者間に高き理由である。 創立と事業 日本徴兵生存保険株式会社は、その初め単に日本徴兵保険株式会社と称し、明治四十四年十月二十五日の創立にかかり、京橋区桶町十八番地に所在して居る。発起人としては現取締役社長門野幾之進、専務取締役足立荘、取締役岩崎一、倉知誠夫、麻生義一郎、監査役武智直道、北川礼弼、綾井忠彦の諸氏の外、同社の大株主たる現大蔵大臣山本達雄、男爵渋沢栄一、早川千吉郎、福沢桃介、波多野承五郎、村井貞之助、飯田義一、朝吹英二、武藤山治、和田豊治の諸氏で、多く三井、村井の系統を承けた人である、偖て資本金を五十万円として早速営業を開始したが、同年末迄僅々二ヶ月間の事業成績によれば、保険契約高一千九百五十三件、三十五万五千…
言及人物
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