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日記DiaryEntryDKB20006m-0104

十月二十三日

日付
1921-10-23(day)

説明

十月二十三日 日 半晴 軽暑 今朝ハ 布哇島 内外ノ知友来訪ノ約アルニヨリ、 六時半 起床、洗面了テ衣服ヲ整ヘ 七時半 朝飧ス、畢テ 紺野 氏先ツ来リ砂糖業経営ノ沿革ヲ詳話ス、外国新聞社員来リ 原田 助 氏ノ通訳ニテ時事ノ質問ニ答フ、 原田 奥村 二氏ト他日再来ノ事ニ関シ談話ス、 矢田 総領事来話ス、此他種々ノ日米人来訪スルモ悉ク其名ヲ記スヲ得ス、 午前十時 船 布哇島 ヲ離レテ進行ヲ始ム、送別ノ男女集合ス、海中島民ノ小児水ニ没シテ銀銭ヲ投スルヲ受ク、恰モ群蛙ノ水面ニ在ルニ似タリ、船本島ヲ離レテ、 午後一時 午飧、後、船室ニ在テ読書又日記ヲ編成ス、夜 十一時 寝ニ就ク (欄外) ■■[img図]〓■船中ヨリ無線電報ニテ昨夜饗宴アリシ商業会議所長及 アサートン 氏ヘ謝詞ヲ送ル 頭本 元貞 氏本島ヨリ乗船シテ一行ノ人トナル 加州人 フイラン 氏来、 二十五日 頃本邦経由 支那 行ノ事ニ付、 阪谷 、 藤山 二氏ニ電報ヲ発ス

現代語訳

今朝はハワイ島内外の知友が来訪する約束があったので、午前六時三十分に起床し、洗面を済ませて衣服を整え、午前七時三十分に朝食をとった。

食後、紺野氏がまず来訪し、砂糖業経営の沿革を詳しく話した。外国新聞の記者が来て、原田助氏の通訳により、時事に関する質問に答えた。原田・奥村の二氏と、後日再来する件について談話した。矢田総領事も来訪して話をした。このほか、種々の日本人・アメリカ人が来訪したが、すべてその名を記すことはできない。

午前十時、船はハワイ島を離れて進行を始めた。送別の男女が集まった。海中では島民の子どもたちが水に潜り、投げ入れられた銀銭を受け取っていた。その様子は、ちょうど群れた蛙が水面にいるようであった。

船が本島を離れ、午後一時に昼食をとった。その後、船室で読書し、また日記を編成した。夜十一時に就寝した。

(欄外)

船中から無線電報で、昨夜饗宴のあった商業会議所長およびアサートン氏へ謝辞を送った。

頭本元貞氏が本島から乗船し、一行の一人となった。

加州人フイラン氏が来訪し、二十五日頃に本邦を経由して支那へ行く件について、阪谷・藤山の二氏に電報を発した。

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見出し

十月二十三日 日 半晴 軽暑

言及場所

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