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日記DiaryEntryDKB20006m-0116

十一月四日

日付
1921-11-4(day)
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説明

十一月四日 金 晴 軽寒 午前七時半 起床、入浴シテ後、一行ト共ニ朝飧ス、畢テ訪英米実業団一行中ノ 大橋 氏来訪セラル、尋テ 中島 、 門野 、 阪井 、 松本 、 原 、 米山 其他同行ノ諸氏今日当市到着ノ由ニテ来訪セラル、時ニ原総理刺客ノ毒手ニ斃レタルノ急報ニ接シ、来会者一同愕然タリ、依テ直ニ急電ヲ発シテ本邦 阪谷 、 藤山 二氏ニ真想《(相)》ヲ聞合ス、又、 原 氏ヘモ弔電ヲ発スル事トス、 午後十二時四十分 発汽車ニテ 市俄古 ヲ出立シ 紐育 ニ向フ、途中各駅ニテ新聞紙ヲ得テ 原 総理ノ事ヲ調査ス、午飧、晩飧共ニ列車中ニテ一行ト会食シ、本邦ノ急変ニ関スル将来ノ推移等ヲ談ス 夜 十時 列車中ニテ就寝、褥中古文真宝ヲ読ム、 十二時 止ム

現代語訳

午前七時三十分、起床。入浴した後、一行とともに朝食をとる。

食事を終えてから、訪英米実業団一行のうち大橋氏が来訪された。続いて、中島、門野、阪井、松本、原、米山その他同行の諸氏が、今日この市に到着したとのことで来訪された。

その時、原総理が刺客の凶刃に倒れたとの急報に接し、来会者一同は愕然とした。そこで直ちに急電を発し、本邦の阪谷、藤山両氏に真相を問い合わせた。また、原氏へも弔電を発することにした。

午後十二時四十分発の汽車でシカゴを出発し、ニューヨークへ向かう。途中の各駅で新聞を入手し、原総理の件を調べる。昼食、夕食ともに列車中で一行と会食し、本邦の急変に関する今後の推移などを話し合う。

午後十時、列車中で就寝。寝床の中で『古文真宝』を読む。十二時にやめる。

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見出し

十一月四日 金 晴 軽寒

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