渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB20004m-0085

五月六日

日付
1919-5-6(day)
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説明

五月六日 火 快晴 暖 午前六時 起床、入浴シテ、朝飧ヲ取リ、畢テ数種ノ新聞紙ヲ閲覧ス、昨日来浄書未済ナリシ興山公墓前奉告ノ執筆ニ努ム、 午前十時 頃 山下 亀三郎 氏来話ス、今朝 神戸 発ノ汽車ニテ当地ニ下車シタリト云フ、労働問題又ハ船舶処分ノ事ヲ談話ス、 十一時 山田 昌邦 氏来ル、曾テ調停ヲ試ミタル小倉製鋼所ノ件ニ付、其重役会ノ内容ヲ通知スル為メニ来レルナリ、依テ書類ヲ受取リ、来ル 十日 帰京早々斡旋スヘキ事ヲ約ス午後 諸井 恒平 氏来リ煉瓦会社ノ事ヲ談シ、且、労働問題ヲ詳話ス、 竹井 耕一郎 氏来ル、氏ハ当地ニ移住シ然モ寓居ニ隣接ス、 午後五時 過 兼子 及家人ト麦隴中ヲ散歩シテ山ニ添フタル神社ニ詣ス 午飧前後来客ノ間断ニ於テ演説筆記ヲ浄書ス、夜食後ハ特ニ勉強シテ 浄書シ 十一時 就寝 横山 徳次郎 氏ヨリ書状来ル

現代語訳

午前六時、起床。入浴して朝食を取り、終わってから数種の新聞を閲覧した。昨日から清書が済んでいなかった「興山公墓前奉告」の執筆に努めた。

午前十時頃、山下亀三郎氏が来訪して話をした。今朝、神戸発の汽車で当地に下車したという。労働問題、また船舶処分のことを話した。

午前十一時、山田昌邦氏が来訪した。かつて調停を試みた小倉製鋼所の件について、その重役会の内容を知らせるために来たのである。そこで書類を受け取り、来る十日に帰京し次第、斡旋することを約束した。

午後、諸井恒平氏が来訪し、煉瓦会社のことを話し、また労働問題について詳しく語った。

竹井耕一郎氏が来訪した。同氏は当地に移住しており、しかも寓居に隣接している。

午後五時過ぎ、兼子および家人と麦畑の中を散歩し、山沿いの神社に参詣した。

昼食の前後、来客の合間に演説筆記を清書した。夕食後は特に励んで清書し、午後十一時に就寝した。

横山徳次郎氏より書状が届いた。

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見出し

五月六日 火 快晴 暖

言及場所

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