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日記DiaryEntryDKB20001m-0271

十月四日

日付
1915-10-4(day)
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説明

十月四日 月 晴、 午前七時 起床、朝飧後揮毫ス、 午前十時 馬関 ヲ発シ 熊本 ニ向フ、車中、 筑前 、 筑後 等ノ旧跡ヲ望ム、 午後三時半 熊本 着、 竹村 支店長及 地方有志者ノ多数来リ迎フ、綿屋旅館ニ投宿ス、 午後五時 熊本 偕行社ニ抵リ支店開設ノ披露会ヲ開ク、来会者三百名許リナリ、席上一場ノ挨拶ヲ為ス、 依田 市長ノ答詞アリ、 午後八時 散会帰寓、此夜、本店ヨリ 竹山 ニ電報アリ、 朝鮮 ニ開催スル銀行大会ニ参列ノ命アルニ付、明日出席シテ 市原 氏ノ葬儀ニ列セシム、夜、 寺内 総督及 朝鮮銀行 三島 、 木村 二氏、 迫間 房太郎 氏ヘ書状ヲ作リ 竹山 ニ托ス 熊本 ハ暑気強ク炎熱堪ヘ難ク、 東京 ノ夏去リテ再ヒ夏ニ逢フノ感アリ

現代語訳

晴れ。

午前七時起床。朝食後、揮毫する。

午前十時、馬関を発って熊本へ向かう。車中、筑前、筑後などの旧跡を望む。

午後三時三十分、熊本着。竹村支店長および地方の有志者多数が来て迎える。綿屋旅館に投宿する。

午後五時、熊本偕行社に到着し、支店開設の披露会を開く。来会者は三百名ほどであった。席上、一場の挨拶をする。依田市長の答辞があった。

午後八時、散会して宿に帰る。この夜、本店から竹山に電報があり、朝鮮で開催される銀行大会に参列するよう命があったので、明日出席して市原氏の葬儀に参列させることにした。

夜、寺内総督および朝鮮銀行の三島・木村二氏、迫間房太郎氏へ書状を作り、竹山に託す。

熊本は暑気が強く、炎熱に堪えがたく、東京の夏が去って再び夏に逢ったような感がある。

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十月四日 月

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