渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB10022m-0063

五月三日

日付
1914-5-3(day)
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説明

五月三日 日 曇 時々小雨 軽寒軽暖船行甚タ急ナラスシテ動揺ナシ 午前六時 起床、船中ニテ入浴シ、室外ニ出レハ船 備前 来島附近ヲ通過ス、住友家ノ経営セル日阪島精煉所煙突ヲ遠望ス、 今治 附近ヲ通過スル時其煙突ヲ見ル、 午前八時半 朝飧ヲ食ス、後、 大沢 氏ト自動団ニ関スル趣旨書及規約等ニ付テ種々協議ヲ為シ、其文案ヲ托ス、又、日記ヲ編成ス 明石 、 増田 二氏ト旅行中各員ノ担当分掌ノ事ヲ談ス、午飧後読書室ニテ演説筆記ヲ修正ス、夕方ニ至リ 馬関 、 門司 ノ海峡ヲ通過ス、両岸ノ眺望佳絶ナリ、甲板上ヲ散歩シ、船長室ニ於テ望遠鏡ヲ以テ四方ヲ展望ス、海峡ヲ出レハ玄海洋ニシテ波濤渺茫タリ、船少ク動ク、夜飧後甲板上ニ活動写真ノ余興アリ、又、囲碁等アリテ毫モ寂寥ノ感ナシ、夜 十一時 就寝ス

現代語訳

午前六時、起床。

船中で入浴し、室外に出ると、船は備前来島付近を通過していた。住友家の経営する日阪島精煉所の煙突を遠望する。今治付近を通過するとき、その煙突を見る。

午前八時半、朝食をとる。その後、大沢氏と自動団に関する趣旨書および規約などについて種々協議し、その文案を託す。また、日記を整理する。

明石、増田の二氏と、旅行中の各員の担当分掌のことを話し合う。昼食後、読書室で演説筆記を修正する。

夕方になり、馬関、門司の海峡を通過する。両岸の眺望は非常にすばらしい。甲板上を散歩し、船長室で望遠鏡を用いて四方を展望する。海峡を出ると玄海洋で、波濤は果てしなく広がっている。船は少し揺れる。

夕食後、甲板上で活動写真の余興があり、また囲碁などもあって、少しも寂しい感じはしない。

夜十一時、就寝する。

LLM による自動生成・未校閲。原文を正本とし、参考としてご利用ください(生成元: gpt-5.5@2026-05-11)。

見出し

五月三日 日 曇 時々小雨 軽寒軽暖船行甚タ急ナラスシテ動揺ナシ

言及人物

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