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日記DiaryEntryDKB20008m-0062

三月三日

日付
1925-3-3(day)
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説明

三月三日 火 快晴 軽寒 昨夜宿痾ノ発作アリテ安眠ヲ得サリシヲ以テ 午前九時 起床、洗面シテ朝飧ヲ為ス、後、日記ヲ編成ス、 倫敦 ナル 敬三 宛書信ヲ裁ス、蓋シ客月 二十六日 附ノ一書ニ添ヘテ要務ヲ通知スルナリ、 午前十時 修養団 瓜生 喜三郎 、 増田 具治 二氏来訪談話ス、本団ノ要務ニ関シテ二氏ニ托シテ 平沼 団長ニ種々ノ意見ヲ伝言セシム、 阪井 又蔵 、 児島 宗徳 二氏来リテ 安田 善次郎 氏伝記編纂ニ付助力ヲ請ハル、依テ成本セハ三十部買取ルヘキ事ヲ承諾シ、他ノ請求ヲ謝絶ス、午飧後、当務ニ関スル書類ヲ検閲ス、夜食後、各新聞紙類ヲ朗読セシム、又、 上杉 鷹山 ニ対スル 大川 周明 氏ノ評論ヲ一読ス、論旨頗ル我意ヲ得タルモノアルヲ覚フ、夜 十一時 就寝 (欄外) [終日快晴無風、春色漸ク四郊ニ満ツルヲ覚フ、但、病ノ為メ散策ヲ得サルヲ遺憾トス

現代語訳

昨夜、持病の発作があり安眠できなかったため、午前九時に起床した。洗面して朝食をとり、その後、日記を整理した。

ロンドンの敬三宛ての書信を作成した。これは、先月二十六日付の一書に添えて、重要な用件を知らせるためである。

午前十時、修養団の瓜生喜三郎、増田具治の二氏が来訪し、談話した。本団の重要事項について、二氏に託して平沼団長へ種々の意見を伝言してもらうことにした。

阪井又蔵、児島宗徳の二氏が来訪し、安田善次郎氏の伝記編纂について助力を求められた。そこで、完成したなら三十部を買い取ることを承諾し、その他の請求は謝絶した。

昼食後、当面の用務に関する書類を検閲した。夕食後、各新聞紙類を朗読させた。また、上杉鷹山に対する大川周明氏の評論を一読した。論旨には、かなり自分の考えに合うものがあると感じた。

夜十一時、就寝した。

[終日快晴で風もなく、春の気配がようやく郊外一帯に満ちてきたように感じる。ただし、病のため散策できないのを遺憾とする。]

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見出し

三月三日 火 快晴 軽寒

言及場所

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