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日記DiaryEntryDKB20007m-0027

一月二十七日

日付
1923-1-27(day)

説明

一月二十七日 土 曇又晴 寒 午前七時 起床、入浴、朝飧例ノ如クシテ 八時 過旅装ヲ理シ、自働車ニテ客舎ヲ発ス、 兼子 ハ尚客舎ニ止リ、僕婢各一人ヲ従ヒ 九時半 真鶴 駅ニ抵ル、雪後路上極メテ険悪ナリ、 九時五十分 過発車、車中雑誌又ハ新聞紙ヲ一覧ス、 午後一時 前 東京 駅ニ達ス、午飧ハ汽車中ニ於テ之ヲ弁ス、停車場ニハ十数名来リ迎フ、直ニ 兜町 事務所ニ抵リ、留守中ノ要務ヲ処理シ、書類ヲ整理ス、 午後二時 第一銀行 株主総会ニ出席シ、畢テ株主ノ為メ一場ノ演説ヲ為ス、 三時 工業倶楽部 ニテ 喜多 氏《( 喜田 氏)》ヲ訪ヒ 和田 豊治 氏ノ出身ニ関シ記述ヲ依頼ス、後、再ヒ事務所ニ抵リ書類ヲ調査シ、 増田 、 白石 、 小幡 三氏《( 小畑 )》ニ要務ヲ指示ス、 午後五時 東京会館ニ抵リ協調会ニテ開催スル宴会ニ出席ス、 徳川 公及幹部諸氏参会、 水野 内相、 床次 内相其他社会局長、警視総監等来会ス 夜 九時 頃散会、帰宅後、日記ヲ編成ス 磯村 ヨリ留守中ノ雑事ヲ報告セラル

現代語訳

午前七時、起床。入浴し、朝食はいつものとおり済ませた。

八時過ぎ、旅装を整え、自動車で客舎を出発した。兼子はなお客舎にとどまり、僕婢各一人を従えた。

九時半、真鶴駅に着いた。雪の後で、路上はきわめて険悪であった。九時五十分過ぎに発車。車中では雑誌や新聞紙にひととおり目を通した。

午後一時前、東京駅に到着した。昼食は汽車の中で済ませた。停車場には十数名が迎えに来ていた。直ちに兜町事務所に行き、留守中の要務を処理し、書類を整理した。

午後二時、第一銀行株主総会に出席し、終わってから株主のために一場の演説をした。

三時、工業倶楽部で喜田氏を訪ね、和田豊治氏の出身に関する記述を依頼した。その後、再び事務所に戻って書類を調査し、増田、白石、小畑の三氏に要務を指示した。

午後五時、東京会館に行き、協調会が開催する宴会に出席した。徳川公および幹部諸氏が参会し、水野内相、床次内相、その他社会局長、警視総監などが来会した。

夜九時頃に散会。帰宅後、日記をまとめた。磯村から留守中の雑事について報告を受けた。

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見出し

一月二十七日 土 曇又晴 寒

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