渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB20006m-0132

十一月二十日

日付
1921-11-20(day)

説明

十一月二十日 日 曇 寒 午前七時半 起床、入浴シテ、朝飧ヲ食ス、今日 紐育 ニ向ケ帰着ノ積ニテ 九時 過同市ヲ発シ、車中ノ風光往事ト異ナル事ナク、午飧、夜飧共ニ列車中ニテ食シ、夜 八時 過 紐育 帰着ス、停車場ニ 頭本 、 堀越 氏等来リ迎フ、相携ヘテオテル・プラザーニ投宿ス 今朝 華府 添田 博士ヨリ電話ニテ、過日 徳川 公爵ヘ一書ヲ托セシニ、 添田 氏ハ之ヲ公爵ヘ呈セシモ、回答ハ熟案ノ後ニスヘキ趣余ニ伝言ヲ托セラルタルニヨリ《(レ)》、之ヲ伝達スル趣ナリ 紐育 帰着後、一行諸氏ト会話ス、且、 頭本 、 堀越 二氏ニ旅行中ノ事ヲ談話ス

現代語訳

午前七時半に起床し、入浴して朝食をとった。

今日はニューヨークへ帰着する予定で、九時過ぎに同市を出発した。車中の風景は以前と変わることなく、昼食・夕食とも列車内で食べ、夜八時過ぎにニューヨークへ帰着した。停車場には頭本、堀越氏らが迎えに来ており、連れ立ってオテル・プラザに投宿した。

今朝、ワシントンの添田博士から電話があった。先日、徳川公爵へ一書を託したところ、添田氏はこれを公爵へ呈したが、回答は熟考の後にすべきとの趣旨を、私への伝言として託されたので、これを伝達するとのことであった。

ニューヨーク帰着後、一行の諸氏と会話し、また頭本、堀越の二氏に旅行中のことを話した。

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見出し

十一月二十日 日 曇 寒

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