渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB20006m-0177

一月二十一日

日付
1922-1-21(day)

説明

一月二十一日 晴 軽暖 午前七時 起床、入浴シテ衣服ヲ整ヘ甲板上ヲ一巡シテ、船室ニ於テ茶ヲ喫ス、後、朝飧ヲ食ス、後、書類ヲ調査シ、 添田 博士ヨリ提出セル 華府 日記及 加州 移民善後策ノ原案ヲ一覧ス、又、旅行中各種ノ関係書類ヲ整理ス、午飧後モ之ヲ継続ス、蓋シ帰京後報告作製ノ準備トシテ一行各其分担ニ応シテ整理ニ勉ムルナリ、夜飧後、甲板上ニ舞踏会アリ、一覧ノ際、 東京 阪谷 男ヨリ電報到着シテ 小日向 徳川 公爵ニ関スル凶聞アリ、依テ同船ノ 徳川 公ニ内話セント欲セシモ既ニ就寝後トテ、明朝ヲ口約シテ尚其電文ヲ反復熟読ス、夜 十一時 過読書中ニ就寝ス

現代語訳

午前七時

起床し、入浴して衣服を整え、甲板上を一巡して、船室で茶を飲んだ。その後、朝食をとり、書類を調査した。

添田博士より提出されたワシントン日記およびカリフォルニア移民善後策の原案に目を通し、また旅行中の各種関係書類を整理した。昼食後もこれを続けた。帰京後の報告作成の準備として、一行はそれぞれの分担に応じて整理に努めたのである。

夕食後、甲板上で舞踏会があり、見物していたところ、東京の阪谷男爵より電報が到着し、小日向徳川公爵に関する凶報があった。そこで同船の徳川公に内々に話そうと思ったが、すでに就寝後とのことで、明朝話すことを約束し、なおその電文を繰り返し熟読した。

夜十一時過ぎ、読書中に就寝した。

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見出し

一月二十一日 晴 軽暖

言及人物

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