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日記DiaryEntryDKB20009m-0072

三月十三日

日付
1926-3-13(day)

説明

三月十三日 土 晴又曇 寒 午前七時 起床、入浴朝飧ヲ畢リ二松学舎 尾立 維孝 氏来訪ス、爾来同氏ノ起居及学舎ノ現状ト将来ニ付種々ノ意見ヲ交換ス、且、モシ必要ナラハ 孟子 ノ講義ヲ着手スヘキ事ヲ協議ス、 午前十時 板橋 養育院本院ニ抵リ、 田中 氏其他ノ諸氏ト要務ヲ談シ本年ノ楽翁祭経営ニ付其方法ヲ談ス、 十一時 過 巣鴨 分院ニ抵リ児童ヲ集メテ一場ノ訓話ヲ為シ、且、主任者ト事務ヲ談ス、 正午 仏国 大使館ニ抵リ午飧会ニ列席ス、蓋シ日仏会館ノ為メ渡来セル 仏国 学者 アシヤール 及 フツセー 氏等《( フーシエー 氏)》ヲ紹介ノ意味ニテ此会ヲ開催シタルナリ、会食後大使及 フツシー 氏、予及 古市 、 富井 、 姉崎 、 木島 ノ諸氏共ニ日仏会館将来ノ経営、特ニ 仏国 ヨリ来レル学者学生ノ待遇方法其他ニ付テ種々ノ協議ヲナシタリ、 午後四時 頃ヨリ一同ハ更ニ日仏会館ニ来リ会議ヲ開キ、役員撰挙等種々ノ事務ヲ協定シタリ、 午後五時 過散会帰宿、夜食後、新聞紙ヲ一覧シ、ラヂオ放送ヲ聴キ、 十一時 就寝

現代語訳

午前七時、起床。入浴と朝食を済ませた。

二松学舎の尾立維孝氏が来訪した。その後、同氏の近況および学舎の現状と将来について、種々意見を交換した。また、もし必要であれば孟子の講義に着手すべきことを協議した。

午前十時、板橋の養育院本院に到着し、田中氏その他の諸氏と要務を話し合い、本年の楽翁祭の運営についてその方法を相談した。

午前十一時過ぎ、巣鴨分院に到着し、児童を集めて一場の訓話を行い、また主任者と事務について話し合った。

正午、仏国大使館に到着し、昼食会に列席した。これは、日仏会館のために来日した仏国学者アシヤールおよびフツセー氏(フーシエー氏)等を紹介する趣旨で開催された会であった。

会食後、大使およびフツシー氏、私、ならびに古市・富井・姉崎・木島の諸氏が、日仏会館の将来の運営、特に仏国から来た学者・学生の待遇方法その他について、種々協議した。

午後四時頃から、一同はさらに日仏会館に来て会議を開き、役員選挙など種々の事務を協定した。

午後五時過ぎに散会し、帰宿した。夕食後、新聞を一通り読み、ラジオ放送を聴き、午後十一時に就寝した。

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見出し

三月十三日 土 晴又曇 寒

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