渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB20009m-0044

二月十三日

日付
1926-2-13(day)

説明

二月十三日 土 晴 寒 午前八時 起床、頃日来ノ風邪全愈ニ至ラス、依テ入浴ヲ止メ洗面ノ儘養育院 巣鴨 分院主任 小長谷 氏ノ来訪ニ接シ、本日病気ニテ院内巡視シ能ハサルヲ告ケ児童ヘノ菓子料ヲ支給シ、且、本院 田中 幹事ヘ伝言ヲ托シ喜雨亭記ヲ浄写セル一本ヲ托ス、朝飧後、 明石 照男 来リ 第一銀行 五十年史序文《(小脱)》ノ督促アリ、 増田 明六 来リ庶務ヲ談ス、 布哇 紺野 氏経営ノ砂糖事業継続ノ事ニ付 興業銀行 総裁ヘ金融ノ依頼ヲ為サシム、協調会 中村 英雄 氏来リ同会ニ関スル近状ヲ談話ス、夕方 白石 喜太郎 来リ各方面ヨリノ来状又ハ要書類ヲ処理ス 夜食前後ニ於テ新聞紙又ハ各種ノ雑誌類ヲ一覧ス、夜、ラヂオ放送ノ一部ヲ聴取シ、 十時 過就寝

現代語訳

午前八時起床。

このところの風邪がまだ全快していないため、入浴をやめ、洗面だけで済ませた。養育院巣鴨分院主任の小長谷氏の来訪を受け、本日は病気のため院内の巡視ができないことを告げ、児童への菓子料を支給した。また、本院の田中幹事への伝言を託し、浄書した「喜雨亭記」一本を預けた。

朝食後、明石照男が来訪し、『第一銀行五十年史』序文の督促があった。増田明六が来訪し、庶務について話し合った。ハワイの紺野氏が経営する砂糖事業の継続について、興業銀行総裁へ融資の依頼をするようにした。協調会の中村英雄氏が来訪し、同会に関する近況を話した。夕方、白石喜太郎が来訪し、各方面からの来信や重要書類を処理した。

夜食の前後に新聞紙や各種雑誌を一通り読んだ。夜、ラジオ放送の一部を聴取し、十時過ぎに就寝した。

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見出し

二月十三日 土 晴 寒

言及場所

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