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日記DiaryEntryDKB20008m-0017

一月十七日

日付
1925-1-17(day)

説明

一月十七日 土 半晴 寒 午前八時 起床、直ニ入浴シテ、朝飧ス、後、日記ヲ編成ス、昨日慰問ノ為ノ 東京 ヨリ来訪セシ 日本女子大学校 長 麻生 正蔵 、事務長 堤 茂太郎 二氏《( 塘 茂太郎 )》ハ今日帰京ノ由ニ付、昨夜認メ置キタル 志村 源太郎 氏、 井口 準之助 氏宛二通《( 井上 準之助 カ)》ノ書状ヲ托ス、外ニ 東京 事務所ヘ送付スヘキ翻訳書一袋及外人来状数通ヲ托ス、且、種々ノ伝言ヲ委托ス、午飧後、主婦倶楽部雑誌ノ 大槻 為八 氏来訪、来月 東京商業会議所 議員撰挙ニ付友人 樋口 美津雄 氏ヲ撰出致度、就テ其推薦状発送ノ事ヲ依頼セラル、 大倉 喜七郎 氏来訪、日仏事業関係ノ件ニ関シ爾来ノ経過ヲ説明セラル、依テ頃日 小林 順一郎 氏来訪申出アリタル次第ヲ詳話ス、夜ニ入リテ種々ノ談話アリ、夜飧後、 添田 敬一郎 氏ニ一書ヲ送リ労働組合法制定ノ事ヲ申遣ス、又理化学研究所ナル 水谷 清 氏ニ書ヲ送リ所長ノ身上ノ事ヲ内報ス 国民新聞 山川 瑞三 氏ヨリ青山会館ノ顧問タルノ依頼ニ付来状アリタルニ同意承諾ノ事ヲ回答ス (欄外) [午飧後、 森 鳳声 氏例ノ如ク木彫ノ模型ヲ製造スル為メ、凡二時間ヲ費ス

現代語訳

午前八時

起床。すぐに入浴して朝食をとる。その後、日記を整理する。

昨日、慰問のため東京から来訪した日本女子大学校長の麻生正蔵、事務長の堤茂太郎(塘茂太郎)の二氏は、今日帰京するとのことなので、昨夜したためておいた志村源太郎氏、井口準之助氏(井上準之助か)宛ての書状二通を託す。ほかに、東京事務所へ送付すべき翻訳書一袋および外国人からの来状数通を託し、また種々の伝言を依頼する。

昼食後、主婦倶楽部雑誌の大槻為八氏が来訪する。来月の東京商業会議所議員選挙について、友人の樋口美津雄氏を選出したいので、その推薦状発送のことを依頼される。

大倉喜七郎氏が来訪し、日仏事業関係の件について、その後の経過を説明される。そこで、近日小林順一郎氏が来訪して申し出た次第を詳しく話す。夜に入って種々の談話がある。

夕食後、添田敬一郎氏に一書を送り、労働組合法制定のことを申し伝える。また、理化学研究所の水谷清氏に書を送り、所長の身上のことを内報する。

国民新聞の山川瑞三氏から、青山会館の顧問となる依頼について来状があったので、同意し承諾する旨を回答する。

(欄外)

昼食後、森鳳声氏は例のように木彫の模型を製作するため、およそ二時間を費やす。

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見出し

一月十七日 土 半晴 寒

言及場所

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