渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB20007m-0053

三月四日

日付
1923-3-4(day)
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説明

三月四日 日 晴 寒 午前七時 起床、入浴、朝飧ヲ畢リテ、東洋生命保険会社 木村 雄次 氏及幹部ノ諸氏来訪、同会社業務革新ノ順序ヲ説明セラル、依テ一同ニ対シテ一場ノ訓示ヲ為シ将来ノ精励ヲ奨ム、 午前十時半 霞ケ関 海軍大臣官邸ニ抵リ 加藤 首相ニ会見ス、 団 琢磨 氏同伴ス、蓋シ 英国 実業家ノ団体旅行東洋ニ遊フ事ヲ促スニ付、政府ノ内意ヲ知悉スル為メナリ、余ハ先ツ其沿革ヲ叙シ、 団 氏ヨリモ経過ヲ述ヘテ 加藤 氏ノ了解ヲ得、 十二時 頃 春樹街 ノ家ニ抵リ、書類ヲ整理ス、内鮮協会設立ニ付テノ趣旨 書修正、又ハ猶興会ニ付与スル書翰案ノ作文等種々文書ノ調査ヲ為ス夜 九時 帰宅、後、新聞紙ヲ通覧ス

現代語訳

午前七時、起床。入浴し、朝食を終える。

東洋生命保険会社の木村雄次氏および幹部の諸氏が来訪し、同会社の業務革新の手順について説明された。そこで一同に対して一場の訓示を行い、将来の精励を勧める。

午前十時半、霞ケ関の海軍大臣官邸に到着し、加藤首相に会見する。団琢磨氏が同伴した。これは、英国実業家の団体旅行が東洋を訪れることを促す件について、政府の内意をよく知るためである。

私はまずその沿革を述べ、団氏からも経過を述べて、加藤氏の了解を得る。

十二時頃、春樹街の家に到着し、書類を整理する。内鮮協会設立についての趣旨書の修正、また猶興会に与える書簡案の作成など、種々の文書を調査する。

夜九時、帰宅。その後、新聞紙に一通り目を通す。

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三月四日 日 晴 寒

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