渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB10013m-0002

一月二日

日付
1905-1-2(day)
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説明

一月二日 月 快晴 風ナシ 午前七時 起床、室内運動ヲ為シ、 八時 朝飧ヲ喫ス 九時半 東京 阪谷 芳郎 ヨリ電話アリ、 旅順港 弥陥落セシ旨ノ確報ニ接ス 興津 中村 秋香 氏、 新村 猛雄 氏ヘ書状ヲ郵送ス 熊谷 辰太郎 氏 大坂 ヨリ来訪、其他新年祝賀ノ来人頗ル多シ、午前ヨリ来人ヲ避テ揮毫ヲ試ム、然レトモ時々面接ヲ要スル来客アル為メ意ノ如ク執筆スルヲ得ス、日没ニ至リテ止ム、夜新聞紙ヲ一読ス、就寝前例ニヨリテ室内運動ヲ為ス 穂積 八束 氏来ル、 書上 、 桃井 、 石井 ノ諸氏、 原 林之助 等来ル 興津 なる松下庵 中村 秋香 大人へ 旅順 陥落のことを消息しけるとき はれわたる初日のとけき新年にそへてことほくかちいくさかな

現代語訳

午前七時、起床し、室内運動をした。

午前八時、朝食をとった。

午前九時三十分、東京の阪谷芳郎より電話があり、旅順港がいよいよ陥落したとの確報に接した。

興津の中村秋香氏、新村猛雄氏へ書状を郵送した。

熊谷辰太郎氏が大阪より来訪した。その他、新年祝賀の来客が非常に多かった。午前から来客を避けて揮毫を試みたが、時々面接を要する来客があったため、思うように筆を執ることができず、日没になってやめた。

夜、新聞を一読した。就寝前、いつものように室内運動をした。

穂積八束氏が来訪した。書上、桃井、石井の諸氏、原林之助らも来訪した。

興津の松下庵にいる中村秋香先生へ、旅順陥落のことを知らせたとき

晴れわたる初日の穏やかな新年に添えて、祝うべき勝ち戦であることよ。

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一月二日 月 快晴 風ナシ

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