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日記DiaryEntryDKB10012m-0062

四月十日

日付
1904-4-10(day)

説明

四月十日 晴、 午前七時 起床、朝飧後新聞紙ヲ読ム、 東京 養育院 安達 憲忠 、 山本 徳尚 二氏ヨリ書状来ル、院内ノ近況ヲ報シ来ル、感化部ノ事ヲモ委シク申越サル、 十二時 篤二 、 穂積 陳重 夫妻同伴来訪セラル、横浜支店 石井 健吾 夫婦来ル、 東京商業会議所 書記長 萩原 源太郎 来話ス、 午後二時 井上 伯来訪セラル、蓋シ伯ハ少シク咽喉ヲ損セシニヨリ昨日ヨリ蔦屋ニ来泊セラルヽニヨル、談話後帰寓ス、 午後六時 過キ 篤二 帰京ス、 萩原 源太郎 同行ス、養育院 安達 、 山本 二氏ヘノ返書ヲ 篤二 ニ托シテ遣ス、 穂積 夫妻ハ此夜当地《(宿泊脱カ)》ニ付夜種々ノ談話ニテ時ヲ移ス、 陳重 米国 行ノ談アリ、又 堀越 角次郎 ノ姉ヘ入夫ノ談ニ関シ、 三宅 、 高木 二氏ヘノ内話ヲ托シ遣ス

現代語訳

晴れ。

午前七時起床。朝食後、新聞を読む。

東京養育院の安達憲忠、山本徳尚の二氏から書状が来る。院内の近況を報告してきたもので、感化部のことも詳しく申し越された。

十二時、篤二、穂積陳重夫妻が同伴して来訪された。横浜支店の石井健吾夫妻が来る。東京商業会議所書記長の萩原源太郎が来て話をする。

午後二時、井上伯が来訪された。伯は少し喉を痛めたため、昨日から蔦屋に来泊されているとのことである。談話の後、宿へ帰られた。

午後六時過ぎ、篤二が帰京する。萩原源太郎が同行する。養育院の安達、山本二氏への返書を、篤二に託して送る。

穂積夫妻はこの夜当地に宿泊したので、夜、種々の談話をして時を過ごす。陳重の米国行きの話があり、また堀越角次郎の姉への入夫の話に関して、三宅、高木二氏への内々の話を託して伝えてもらう。

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