渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB10005m-0017

六月十四日

日付
1884-6-14(day)

説明

六月十四日 曇 早朝 三条 公ノ旅寓ヲ訪ヒ其執事ニヨリテ、明 十五日 紡績会社開業式ニ臨場アラン事ヲ乞ヘタリシカ、公ニハ 箕面 行ノ前約アルヲ以テ応シ難キ旨ノ答詞アリ、 午前八時 三軒屋紡績会社ニ抵リ社員一同ニ面会シ、工場ノ全体ヨリ器械運転操業ノ順序ヲ熟覧ス、配置極メテ整頓シテ工業頗ル練熟スルヲ覚フ、一覧後明日開業式ニ関スル事務ヲ商議シ、 午後二時 大阪支店ニ至リ行務ノ各項ヲ点撿ス、朝鮮支店 大橋 ヘ郵書ヲ発ス、 午後七時 平瀬 、 外山 等ノ招請ニ応シテ 大七楼 ニ至ル、夜ニ入テ感冒ノ気味アルヲ以テ辞シテ帰宿ス

現代語訳

早朝、三条公の旅宿を訪ね、その執事を通じて、明十五日の紡績会社開業式にご臨席いただきたいと願い出た。しかし公には箕面行きの先約があるため、応じがたいとの返答があった。

午前八時、三軒屋紡績会社に到着し、社員一同に面会した。工場全体から器械の運転・操業の順序までを詳しく見学した。配置はきわめて整頓され、工業はたいへん熟練していると感じた。見学後、明日の開業式に関する事務を相談した。

午後二時、大阪支店に行き、業務の各項目を点検した。朝鮮支店の大橋へ手紙を送った。

午後七時、平瀬、外山らの招きに応じて大七楼へ行った。夜になって風邪気味であったため、辞して宿へ帰った。

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見出し

六月十四日 曇

言及場所

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