渋沢栄一 LOD ビューア

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1925-03-26

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日記 (1)

DKB20008m-0085詳細

三月二十六日

三月二十六日 木 晴 寒 午前七時半 起床、洗面、朝食常ノ如ク畢テ、 中井 房五郎 氏来リ自彊術ノ治療ヲ受ク、 増田 、 渡辺 、 小畑 三氏来ル、各其任務ニ関スル当務ヲ談話ス、 斎藤 惣一 氏来リ 布哇 ニ於テ開催スル太平洋会議ノ事ヲ談ス、 大滝 博士来診、同時ニ 林 医学士来診ス、 林 氏ハ向後 大滝 博士ト共ニ余ノ身体ニ付テ常時来診シ得ル筈ナリ、 尾高 文子 来リ故人ノ遺物トシテ数品ヲ贈与セラル、 指田 義雄 氏来訪、東商会頭問題ニ付意見ヲ述ヘラル、夜食後、新聞紙ヲ朗読セシム、夜 十一時 頃就寝

中井房五郎増田大滝小畑ハワイ州

新聞 (1)

0100252288詳細

東汽合併に数歩 : 郵船採算有利説昂まる : 調査大いに進捗

東洋汽船が漸次窮境に陥れることは屡報の如くであるが目先四月十九日に第六回社債二百万円引続いて十一月二十四日には第七回社債二百万円の償還期に迫られて居り然かも尚お且つ十五、十六両年度に於て償還すべき社債額四百七十五万円に達して居る然るに之に対する同社の最近は一向に其準備もなく債権側たる安田に対しては償還延期を求むる外策がない現状である旁々未払込徴収を敢行しない限り会社は清算の已むない事情にあるとまで同社重役は言明して居る程である優秀船問題が解決せぬからと云って郵船との合併問題が此儘推移する事は勢い桑港線維持の上に不安を来たさないとも計られない次第である此処に於て愈よ郵船東汽両社同合が進捗し郵船は東洋の資産調査を開始すると共に合同後に起るべき優秀船建造問題に就ても郷男を通じ犬養逓相に対し最近之が諒解を求めたのであるが之より先郷男の提案に依る資産調査に当る郵船側では毎期二百三四十万円の欠損を続けて居る東汽と合同して果して郵船が将来も現在の如き利益を挙げ得るか否やの論争が起って来た之に対しては今尚お郵船当局者中に於ても甚だ不利なりと論じつつある向もあるが…

渋沢栄一