渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB20008m-0043

二月十二日

日付
1925-2-12(day)

説明

二月十二日 木 晴 寒 午前七時半 起床、洗面シテ、朝飧ヲ食シ、後日記ヲ編成ス、 渡辺 得男 氏来リ製鉄鋼調査会ノ経過ニ関シ書類取調ノ大要ヲ報告セラル、 八基村 治太郎 及村役場当局三名来リ公民教育方法創設ノ意見ヲ縷陳セラル依テ其成立ノ上ハ当方ヨリ少クモ半高又ハ十分ノ六位迄ノ寄附金ヲ為シテ其成効ヲ期スヘキ旨ヲ告ク、一同深ク感謝ノ意ヲ表ス、蓋シ地方農村ノ振興ハ目下ノ緊急問題ニシテ地方人士モ亦宜ク意ヲ致スヘキナリ、是ヲ以テ余ハ年来 治太郎 ニ注意シテ終ニ一村挙テ此公民教育ノ事ヲ挙行スルヲ得タルナリ、豈農村振興ノ為メニ一先〓《(駆)》ト言ハサルヘケンヤ、想フニ数年間ニシテ其効ヲ見ルアラハ余ノ微衷亦一郷ニ止マルモノナランヤ

現代語訳

午前七時三十分

起床し、洗面して朝食をとり、その後、日記を整理した。

渡辺得男氏が来訪し、製鉄鋼調査会の経過に関する書類調査の大要を報告された。

八基村の治太郎および村役場の当局者三名が来訪し、公民教育の方法を創設することについての意見を詳しく述べられた。そこで、その計画が成立したうえは、当方から少なくとも総額の半分、または十分の六ほどまでの寄附金を出して、その成功を期すべき旨を告げた。一同は深く感謝の意を表した。

思うに、地方農村の振興は目下の緊急問題であり、地方の人々もまた当然、意を用いるべきことである。そのため私は年来、治太郎に注意を促してきたが、ついに一村を挙げてこの公民教育の事業を実行することができたのである。これを農村振興の一つの先駆けと言わずにいられようか。思うに、数年のうちにその効果を見ることができれば、私のささやかな真心もまた、一つの郷里にとどまるものではないであろう。

LLM による自動生成・未校閲。原文を正本とし、参考としてご利用ください(生成元: gpt-5.5@2026-05-11)。

見出し

二月十二日 木 晴 寒

言及場所

IRI:https://shibusawa.or.jp/lod/diary/entry/DKB20008m-0043

同日の他の記事

1925-2-12 の他のソース・他のエントリ

関連リソース

言及人物・場所が共通するエントリ